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受験の日程 
 -代表的な私立・国立美大の受験日の、おおまかな流れをつかむ-



受験方式
美術大学の受験のおおまかな日程は他の一般大の試験と変わりません。
1月の3週目にセンター試験があり、1月末から私大の一般受験が始まり、レベルの高い大学ほど2月の中・後半に行われます。そして最後に国立の試験が3月の上旬にあります。

美大の入試は、「学科」と「実技」にて合否が決まりますので、それぞれの試験日が設けられます。一般大受験との差は、試験日が多いことによる過度のプレッシャーやストレスがかかることでしょう。
美大受験でも大学入試センター試験を利用した受験もできますし、それを併願して一般受験も受けることができます。センター利用受験の場合、実技試験は一般受験の方で行われた実技試験の得点を加味します。

一般受験の試験は学科試験と隣接した日に実技試験も実施されます。そして、同じ大学で3つの学科を併願した場合、学科試験は全学科共通ですので一日だけ受験し、実技試験はそれぞれ学科ごとに別の日に行われます。ですので、学科試験に1日と実技試験に3日かかるということです。
学科試験でいい点数を出せれば、他の学科もその点数でいられるわけです。逆に言えばやり直しがきかない分、ちゃんと学科試験で得点をとらないと、他の学科にまで影響してしまうということですね。



主要な大学の受験日程の流れ

(ここでは視覚伝達デザイン学科やグラフィックデザイン学科などの主要な平面系の大学・学科を受験したときを想定しています。)

2月のはじめに行われるのは東京造形大学の試験。

2月中旬に入ってから造形の試験結果が出て、同じころ多摩美術大学の試験が始まり、全学科の試験が終わらないうちに武蔵野美術大学の試験も始まります。

2月の下旬には多摩美の合格発表が、そして少し遅れて武蔵美の発表がなされ、3月始めに国立の美術大学-東京芸術大学の実技試験が始まります。
この大学は実技が1〜3.4次試験まであるので、2次試験の発表が3月の2週目あたりで、最終試験の発表の頃には3月末になります。(学科試験はセンター試験の得点です。この大学は実技を重視するため、学科試験で落とされることはまずありません。)




余談  試験の制限時間
デッサンに関していえば、それぞれの実技の制限時間が
造形3時間、多摩美5時間、武蔵美3時間なので、一番気を引き締めなければならないのは武蔵美だと思います。
造形試験後の多摩美試験は2時間も増えるので、とてつもなく楽に感じるかもしれません。時間が余ったなんて人もいることでしょう。ですが、その後にくる武蔵美3時間デッサンは、かなり短い!と感じるでしょう。武蔵美の実技試験日までに3時間の行程に立ち戻っていないと、当日辛いと思います。グラフィックデザイン学科と視覚伝達デザイン学科を併願するなら、十分に対策を練っておきましょう。グラフィックの試験後には3時間デッサンをするようにし、3時間の感覚を取り戻すようにしましょう。

ちなみに芸大の実技一次試験のデッサンは6〜7時間です。私大のデッサンとは比較にならないほど描くことが要求されます。視覚伝達デザイン学科の試験から少し時間があるので、完成度や描ききることに重点をおいてウォームアップしておきましょう。


少しそれましたが、美大受験の日程はだいたいこのようなものです。朝は早いですので、試験当日は寝坊などしないように気をつけてくださいね!